錯誤試行

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fonモバイルルータをレンタルしたメモ

目次

ネット回線に困り、モバイルルータを借りてみた

ネットがもはやインフラの昨今に、固定回線が利用できない状況になり、大部不便にしていたが、世の中にはモバイルルータのレンタルサービスがあることを思い出したので、kakaku.comで調べてみた。
しかし時期が悪いのか、ランキング上位として表示されているショップはどの端末も「在庫切れの可能性があります」と表示されていた。料金に引かれて見に行ったらレンタルできない、となると面倒なので、そうした表示が無い以下のショップからレンタルすることにした。

WiFiレンタルならFon Rental Wi-Fi

fonと言えば、ずいぶん昔にユーザー間での無線LANシェアサービスで有名だったが、今もサービス中なのだろうか。

届くまでの日数や料金

サービスの内容を読むと、平日14時までで当日出荷、地域によるが翌日には届くとのこと。往復の送料は無料で、端末保証の有無を選択できるようになっている。
最低使用日数は2日からで、レンタル料金は使う日数と機種によって料金が変わる。

今回は、一週間ほどの間、せいぜい1日1GB程度使えれば良いので、一番安価なSoftBank 801ZTs(税込1,870円)という端末をレンタルすることにした。
端末のスペックは、4G通信の最高下り速度112.5Mbpsで通信容量5G/月、8.5時間連続通信となっている。

詳しく

kakaku.comやサイトの料金表示を見る限りでは、1日いくらで借りられるのかと思ったがそうではなくて、利用期間が2日間〜8日間、9日間〜15日間、16日間〜22日間、23日間〜31日間、32日間〜…のように使用日数に応じて段階的に料金が上がるようだ。

今回借りたSoftBank 801ZTsは、通信容量が小さいからか31日間までの利用までは、基本料金の1,870円のままでレンタルすることができた。

料金システムはショップによって様々になっていて、料金が1日刻みになっていたり、1ヶ月を固定料金としてその後1日ごとの料金が取られたり、利用期間が短いと1日の料金が上がったり、端末により最低利用期間が決まっていたりする模様。

端末保証は、外に持ち歩くわけではないので付けないことにした。なお、保証に入らずに壊したり無くしたりしてしまうと44,000円の請求となるようなので注意したい。保証に入っていれば11,000円で済むとのこと。詳しくはサイトのよくある質問オプションサービスのページを参照。

土曜の早朝にレンタルを注文したところ、18時頃に発送済みの連絡が来て、日曜の昼に端末が到着した。

レンタルした端末

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起動した直後に「Pocket Wifi」の表示が出た。ずいぶん昔にPocket Wifiのみで通信をまかなっていたことがあったが、この端末はどうもその子孫らしい。

端末のオプションで設定すると、画像のように、使用した通信容量を表示でき残量を確認できる。通信容量の上限はスペック上では「5GB/月」となっていたが、端末のディスプレイ表示ではなぜか「(使用した量)/7GB」と表示されている。

実際に7GBまで使えるのだろうか?と疑問に思ったが、サイトのよくある質問によると「一部端末は初期表示されているデータ通信量の分母が《月7GB》となっておりますが、ご契約プランに準じたご利用が可能でございます。」とのこと。

端末の裏面にはSSIDや接続パスワードが印刷されている。

通信速度

Amazonのトップページを開いてみると、トップスピードで700KB/s(5.6Mbps)程度出た。
YoutubeでHD動画を再生してみると、トップスピードで1.7MB/s(13.6Mbps)ほど出ており、一般的なブロードバンド回線に比べたら遅いかもしれないが、視聴に全くストレスは無かった。

有線LANしか無いPCでもスマホを介して使える


別にfonのモバイルルータに限った話ではないのだが、有線LANしかないPCでの利用について。
メインで利用しているデスクトップPCは有線LANしか無いのでどうしようかと思ったが、スマホWifiで受信した通信を、USBテザリングでPCに中継することで通信できた。

ただし、USBケーブルを介してなので、USBテザリングで接続できるのは1台のPCに限られる。
UbuntuでのUSBテザリングの方法はUbuntu16.04 LTSにAndroid端末をつないでUSBテザリングする - 錯誤試行を参照。

radikoで地域外のラジオが聴けた


radikoを開くと首都圏のラジオ局が表示されていて、聴くことができた。
Google Mapを開くと、アクセスポイントの関係なのか、初期位置が首都圏になったり関西になったり九州になったりしたので、このためだろうか。

端末の返却

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端末と一緒に同封されてくるレターパックを使う。レンタル終了日の「翌日」の消印が有効とのことで、余裕を持って返却できる。

レターパックの宛先と、送られてきた封筒の差出人の名前が「荷捌き所」となっていたので、相当大規模で、大量の在庫を持っているのではないだろうか。

速度規制について

上限の5GBを超えて利用したところ、6.5GB前後で速度規制が掛かった。
Google Mapを開いてみると25〜120kbps程度で通信をしている。さすがになかなか地図が表示されず、表示されても移動や拡大、縮小したりするとまた地図が真っ白になってしまい、実用的に使えるとは言えない。

Youtubeで適当な動画を再生してみると、こちらは最低品質(144p)だが動画が何とか再生できた。
その後、日付を回る前の23時頃になったところ速度規制が解除されたが、翌日さらに使用したところ再度速度規制が入った。この時点でデータ使用量は8.9GBだった。

その翌日になったところ、再び速度規制は解除された。格安SIM回線よりは速度規制が緩めになっているようだ。

まとめ

レンタルした端末とサービスは、今回の自分のニーズを満たしていたので特に問題ないという感想だった。
無制限のプランは無かったものの、長時間に渡る動画視聴やオンラインゲームなどの大容量通信を連日続けるのでなければ、不都合なく使えるのではないのではないかと思う。

今回は一週間の利用だったが、一ヶ月使うとすれば、最高下り速度612Mbpsで通信容量50GB/月(2G/日)の601HWという端末を選んだだろう。税込5,800円/月となっており、他ショップや固定回線の料金と比べてもそこまで割高ではない。
端末ラインナップがシンプルで、どれを選べばいいか迷わずに済む。

他ショップで端末が在庫切れになっていて借りらずに探し回ったり、多数の端末の中から比較検討するより、楽なのではないだろうか。

通信量把握のすすめ

通信ツールを使って、自分の通信量を把握することをおすすめしたい。
自分が1日や1月に使う通信量を把握していれば、ブロードバンドやスマホ契約の際に必要充分なプランを選ぶのに役立ったり、今回のようにモバイルルータのレンタルをする際に、人気の高いショップで在庫の少ない端末を奪い合わなくてもよくなるかもしれない。

Windows10なら、設定→ネットワークとインターネット→データ使用状況で過去30日のデータ通信量が表示される。
Ubuntuなら、vnstatというコマンドを使うか、システムモニターから通信量を把握することができる。
スマートフォンなら、機種によって違うだろうが設定→ネットワーク→データ使用といったメニューから確認できるだろう。