錯誤試行

PCや生活の試行錯誤の成果を報告するブログ

さようならwindows2000,こんにちはUbuntu.

とうとう長年慣れ親しんだwindows2000から離脱してUbuntu11.04(UbuntuとはLinuxの一つで、windowsのように使い易いと評判)に移行しようとインストールするもサウンドカード(C-Media CM8378)を認識しない。
lspciでは認識しているが、サウンドの設定でハードウェアに何も表示が出てこない。
調べてみると海外のUbuntuフォーラムでも質問が出ていてバグらしい。Ubuntu10までは問題なく使えていたが、11.04にアップグレードしたところ数日したら使えなくなったとの書き込みがあった。
音が出なくてはメインマシンとして使えないし、新インターフェースのUnityもイマイチ使いにくいと感じたので雑誌付録の9.04をインストールすることにした。

インストーラについて、Grubをインストールする場所はインストールの最後のステップの「拡張」ボタンを押した中のメニューで変更するという分かりにくさはどうかと思った。
11.04のインストールに続き再度のインストール作業に時間がかかり、やれやれと思って再起動するも「Error 17」が出てGrubが止まる。"Grub Hell"である(勝手に命名)。

以前同様に苦しんだときに作成していた"Super Grub Disk"を試すがブートエントリが1つしか出ず、通常のOSの名前ではない(「最初の1つ目のカーネル」とかいう表示だった)。起動してみるが、先にインストールの途中で中断してブートエントリだけ登録されたと思われる11.04が起動するだけだった。ユーザを設定していないので当然ログインもできない。
MBRが壊れたときに極めて有効というtestdiskも使用してみるがstructure okと出て、ブートパーティションを変更してもGrubのエラーは変わらない。MBRは壊れていないようだ。
GrubUbuntuのブートエントリのパラメータを変更してみる。
(hdx,x)を0〜2に変えてみるが、マウントできないか、変更指定したデバイスにイメージファイルがない(orそんなデバイスは無い)というメッセージが出る。

どうにもならず、もはやwindows2000は立ち上げられないと思ったが偶然
MLog:[debian-users:50889] Re: MBRを上書きしてしまいました。という記事を発見。記述の通りにしたところ、windows2000を入れてこれまで使っていたディスクと新たなディスクの両方にGrubが存在することが判明。rootおよびsetupを新たなディスクに指定しBIOSの起動順番を変えて再起動したところ、無事Grubが立ち上がり、かつwindows2000のディスクのブートエントリも含まれていた。

とにかく、デュアルブートはシロウトにはオススメできないということか。