錯誤試行

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macで(SandS以外の)ワンショットモディファイヤを実現する

skk使いとしてはキーカスタマイズにSandSのようなワンショットモディファイヤが必須だが、macでの(SandS以外の)実現方法が発見できず使い勝手に不満があった。しかし、探し回った末にその実現方法を発見したので紹介したい。
macでのキーカスタマイズはKeyRemap4MacBook(新名称Karabiner)に何かとお世話になるが、ワンショットモディファイヤについても実現することができる。以下はKeyRemap4MacBook(8.4.0)での設定内容。
メニューには設定項目は表示されていない。KeyRemap4MacBookの「Misc & Uninstall」タブからprivate.xmlを開き設定を記述する。
以下の例はセミコロンと他のキーを組み合せて押したときはセミコロンがシフトキーとして扱われ、セミコロンだけを押したときにはセミコロンが入力される。

 <item>
   <name>semicolon to Shift_L</name>
   <appendix>(+ When you type semicolon only, send semicolon)</appendix>
   <identifier>remap.semicolon2shiftL_semicolon</identifier>
   <autogen>--KeyOverlaidModifier-- KeyCode::SEMICOLON, KeyCode::SHIFT_L, KeyCode::SEMICOLON</autogen>
 </item>

なお、SandSについてはChange Space Key→Space to Shift_L(+ When you type Space only,send Space)から設定できる(「SandS」や「Shift and Space」という項目名ではないので注意)。
また、KeyRemap4MacBookの設定画面で「Sticky Shift」として記載されている機能は「そのキーの機能を潰して」スティッキーシフトに設定するものであり、ワンショットモディファイヤではない(上の例で言うとセミコロン自身を入力することはできない)。

参照サイト

以下のサイトを参照した。