錯誤試行

PCや生活の試行錯誤の成果を報告するブログ

AndroidでGoodReader代替のpdfビューアアプリを探す(調査継続中…)

AndroidiPhoneのGoodReaderのように快適なpdf閲覧のできるアプリを探しているが、なかなか見つからない。pdfを表示するだけなら公式のAdobe Readerが高速に動作してくれるので十分なのだが、痒いところに手が届かない。

  • GoodReaderの持つ優れた機能
    • タブ閲覧
    • GoodReaderでは複数タブを開いて切り替えながらpdfを閲覧することができる。Androidでは有料のアプリならタブ機能を備えたものがある模様。
    • TapZone機能
    • GoodReaderはTapZoneという機能がある。これはpdf閲覧中に画面上の決まった領域をタップするだけで表示領域のスライドおよびページ送り・戻しをしてくれる優れものである。Androidでこの機能を持つpdfビューアはSideBooks・Perfect Viewerである。
    • その他…
    • (書き掛け)

  • アプリの簡単なレビュー
    • Perfect Viewer
    • (Google Play, DJVUプラグイン:pdfを表示するにはこちらも)
      (以下の文章は記事作成時点2014/12のままなので内容が古いことに注意)
      タブ機能は無いもののTapZone機能が使える。次のページに進んでも縮尺がリセットされないようにするには、pdf表示中に画面中央をタップして出るメニューの上から3番目のアイコン(画像スケール)から「スケール固定」に設定する。画面表示も高速。連続ページ表示ができれば完璧。取り込みしたコミックを読むならこれがベスト。
    • SideBooks(Google Play)
    • (以下の文章は記事作成時点2014/12のままなので内容が古いことに注意)
      タブ機能は無いがTapZone機能あり。TapZoneは画面のできるだけ端を押すのがコツ。pdfを表示するスピードはやや遅く、ページのキャッシュもしないためスライド戻し・ページ戻しの操作をするとモザイク表示からの読み込みとなり快適に閲覧できるとは言い難い。またpdfの置き場所が1フォルダ固定になるのもややいただけないがzipで固めたpdfも表示できるらしい。SDカード内のpdfを表示するには設定画面からホームフォルダをSDカードに変更する。
    • Adobe Acrobat Reader(Google Play)
    • Adobe公式のビューア。動作は高速で快適にpdfを閲覧できる。ファイルブラウザがきちんと作られており、履歴から最近開いたpdfを簡単に開くことができるほか、フォルダを辿らなくても「すべてのPDF」を選ぶとpdfの存在する各フォルダのpdfが一覧できる。LaTeX(TeX Live)で生成したpdfの埋め込み日本語フォントも正常に表示される。しかしタブ機能やTapZone機能は無い。メインで使用している。
      (2015/7追記)
      アップデートによりUIが変化し、別のpdfを開く際に手数が多くなり使い勝手が悪くなったため*1ファイラーはX-ploreなど専用のものを使用してそちらから開くのが良さそうである(Adobe Readerに限った話ではないが)。
    (2017/11/5 以下の3アプリを追記)
    • Foxit PDF(Google Play)
    • UIが分かりやすい。ページジャンプもやりやすい。標準ではページが単一表示で左右スワイプでページ送りされるようになっているが、シングルタップメニューの「表示」で「連続ページ」を選ぶとAdobe Readerのように連続ページで表示できる。Adobe Readerと並んで使いやすい。個人的な使い方としては、文書はAdobe Readerで読み、文書ではなく主に図表の掲載されたpdfを閲覧するのを目的としてサブで使用している。
    • Xodo(Google Play)
    • タブ型PDFビューア。3つまでタブを並べてpdfを表示できる。これで完璧かに思われたがいくつか完璧でない点がある。スキャナで高画質取り込みしたような重いpdfは描画にやや時間が掛かる。ページ送りがAdobe Readerのように上下でなく、画面下にあるスライダーか左右のスワイプで左右方向に移動させるのがやや違和感がある(Foxit PDFも同じではあるのだが)。左スワイプで前のページ、右スワイプで次のページ。なぜか一度でも検索から「一覧表示」をすると検索がヒットしなくなる(バージョン4.3.2 ビルド62268にて再現)。たまにインデックス更新と思われるが「ファイルの一覧を更新中」と言われて待たされる。LaTeX(TeX Live)で生成したpdfの埋め込み日本語フォントも正常に表示される。マルチタブなのは大きな利点だが、メイン・サブに使うにはもう一つ。
      (2018/7追記)
      久し振りに使ってみたら完璧になっていた。スキャナ取り込みpdfの描画も早く、歯車アイコン(設定)から「Vertical Scrolling」をオンにすれば上下にスクロールし、検索の一覧表示での検索ヒット不具合は改善し、インデックス更新で待たされることもない(バージョンは4.5.15 ビルド65949)。TapZone機能こそ無いもののこれでもう完璧と言ってよい。
    • EBookDroid(Google Play)
    • オープンソースのpdf表示ソフトであるMupdfを使用したアプリ。Adobe ReaderやFoxit PDFより描画速度が圧倒的に高速で、重いpdfでもすぐ表示され、描画も綺麗。だがLaTeX(TeX Live)で生成したpdfの埋め込みフォント「GothicBBB-Medium-Identity-H」と「Ryumin-Light-Identity-H」が表示されず(/sdcard/fontsディレクトリにフォントを入れろと表示される)、それらのpdfを読むことができないのが個人的には問題。また、しおりやアウトラインの表示方法および操作方法がやや分かり難かったり、アウトライン表示からのページジャンプで飛び先がずれるところで微妙に減点。xpsの他、かなりニッチな拡張子にも対応している模様。書類を電子化したpdfやウェブのpdfをクイックに閲覧したい際に有用か。

*1:最近開いたファイルでも左上のメニューアイコン→マイドキュメント→「最近のファイル」タブからpdfを選択と3タップを要し、開いたことの無いpdfに至っては上記の手順の後に「最近のファイル」タブを左にスワイプした「ローカル」タブからpdfのリストを延々と下にスクロールするかその都度文字入力して検索する(ディレクトリツリー表示ではなくソート機能も無い)、もしくは「最近のファイル」タブ右下に表示されるフォルダアイコン→「次から開く」画面で別のファイラーアプリを指定して開く、と大分手間がかかるようになってしまった。